一般財団法人たかのす福祉公社

一般財団法人たかのす福祉公社|はぁと(北秋田市)

ごあいさつ

 今年元旦に起きた「能登半島地震」で国民誰もが、13年前の東日本大震災の津波のことがフラッシュバックし、恐怖と悲しみ、不安に包まれました。そしてその翌日の2日には羽田空港での航空機衝突事故が起こり、TVから映し出される映像に「夢であってほしい」と祈ることしかできませんでした。この度の災害や事故により亡くなられた方々のご冥福を祈り、その遺族の方々や被災された方々には一日も早く平穏な日常を取り戻されますよう心からお祈りいたします。 当法人は平成10年12月財団法人たかのす福祉公社設立。老人保健施設運営を経て、平成20年4月より在宅介護支援サービスを中心とした事業展開を推進して参りましたが、人材確保困難のため昨年度3月末日を持ちまして、「訪問看護ステーションはぁと」を廃止せざるを得ない状況となり、今後の公社運営を再建・継続していくため、また、令和6年度介護保険制度改正・介護報酬改定を見据え、「福祉用具レンタルセンターはぁと」の事業も廃止せざるを得ないと判断いたしました。当法人事情による突然の事業廃止により、利用者・ご家族様、地域の医療関係者の皆様、福祉・介護支援事業所の皆様には、多大なご迷惑と不安をおかけいたしましたこと、心よりお詫びをするとともに長きにわたりご愛顧いただきました皆様に深く感謝いたします。
事業縮小は致しましたが、これまで同様訪問介護サービス事業、居宅介護支援事業、障がい者就労支援事業の3つの事業で地域の皆様の信頼と期待に応えるべく、役職員一同一層精進すると共に、より多くの地域の皆様にPR・サービス提供に力を入れてまいります。
また令和2年より続いた感染症や毎年のように起こる自然災害など、不測の事態が起こりうることを想定し、介護報酬改定により義務付けられた、事業継続計画(BCP)を作成、公社内にそれぞれチームを立ち上げ実践しており、継続してまいります。
更に、一般財団法人の取り組むべき公益事業につきましては、これまで通り介護技術等研修事業として、介護セミナー、地域介護講座の実施、福祉・介護等に関する相談助言・情報提供の実施、はぁとガーデンなどの地域交流事業を実施するほか、今年度は新たに他団体との協力により、県外自治体からの事業委託を受け、新たな地域交流事業を展開してまいります。人材不足の課題解決は今なお継続していますが、だからこそ今後は地域の他団体との協力・連携を積極的に推し進め、地域に貢献できる法人活動を行ってまいります。




令和6年4月吉日
一般財団法人たかのす福祉公社
 理事長 松橋雅子

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